太鼓クラブの歴史
平成12年度、小学部・中学部のみの盲学校となるにあたり、「寄宿舎生が主体的
に活動でき、継続できるもので、地域に根ざした活動」をしたいと模索する中で、
地域の伝統芸能「柳川、三橋沖の石太鼓」の存在を知りました。視覚に障害はあっ
ても打楽器の演奏ができるのではないかと考え、福岡県特殊学校、学校活性化事業
(レインボープロジェクト)において、沖の石太鼓振興会から「柳川、三橋沖の石
太鼓」を演奏してもらいました。初めて聞く沖の石太鼓の演奏は、一瞬にして子ど
も達の心を魅了し、和太鼓のすばらしさを感じることができました。「僕たちも沖
の石太鼓が叩きたい」と言う声が上がり、寄宿舎生の願いを叶えたく、沖の石太鼓
振興会の方に依頼し、その年の11月から太鼓の練習がスタートし、現在に至ってい
ます。
太鼓クラブは毎週月曜日に活動をしており、今年19年目を迎えています。
令和元年6月
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